猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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君は勝田の風になれなかった~勝田マラソン参戦記 その2

そんなK子は勝田マラソンは走らずに応援にまわる。
ノムさんはフルマラソンに参加。mmらは10kmに参加。
K子をはじめ応援団3名はスタートした先で待機。
「J銀行の手前で応援しているかスタートしたら、こっち見てね!」
「mmさん、今回の目標は?」
「いやぁ、自己最高記録目指したかったけど、たぶんダメ。逃げ出したい」

*           *

まずはフルマラソンがスタート。
とにかく参加者が多い。ノムさんを見つけられるだろうか。あっ!
「ノムさ~ん!がんばれ~!!」
10分以上も集団は通り過ぎていく。

続いて10km男子がスタート。
こっちも参加者は多い。どんどん自分たちの前を通過。
5分経過……6分経過……7分……8分……

mmさんは?
「あれっ?」
「mmさんいませんねぇ」ヒロシがいう。
10分たって集団の後方が目の前をすぎていく。
mmさんを見つけることはできなかった。
これだけの人数である。見つけられなくても仕方ないということにしよう。

*           *
――約55分後。

mmさんのタイムは1時間をきるぐらい。
そろそろゴールかもしれない。
時計を見るとすでに1時間がすぎている。
でも、mmさんは現れない。大丈夫だろうか?
そういえば、逃げ出したいなどと言っていたけど…

――さらに10分経過。

「mmさん、遅いですねぇ」とヒロシ。
mmはまだ現れない。
明らかにおかしいぞ。
もしかして、何かあった?
「少し回り見てこようか」

*           *

――その10分前。





すでにmmはゴールしていた。
タイムは56分55秒(だったかな)。
自己最高更新ならず、平凡なタイムに終わる。
それにしても、スタートもゴールも応援団はいなかったなぁ。

せめてゴールだけでも、誰かが迎えてくれるともう少し盛り上がったのに……。

一人でゴールテープを切り、配られているスポーツドリンクを手にしていた。



――同じ時刻。

「あっ、そろそろ私帰らなくちゃ。ごめんなさい。
 お先に失礼しま~す」
「あぁ、れぇちゃんお疲れ様~」
「お疲れ様でした~」
応援にかけつけたれぇちゃんが、一足先に帰る。

どうやら、mmはそのころゴールしていたらしい。
この応援団に合流できたのはそれから15分後のことだった。
「いたぁ~」
                             (続)
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by 13staydream | 2009-02-19 22:09 | 戯言