猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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海では子供のように ~前篇

男たちは、まるで少年のようにはしゃいだ。
女たちも同様だった。
みんな四捨五入すれば、30歳。
結局は、人間なんていつまでたっても子供だ。
本能のままに、あるがままに。

そして、人はなぜか少しだけ無理をしたがる。
挑戦することを好む。その先には何があるのだろう。
ただ、勇気を試すだけ?それを超えると見えるものがある?

私は只々、わがままに自分の意思を通すことだけを貫く。
それもまた子供なのだろう。

*             *

おなじみノムさんの嫁、K子さんに誘われ、
mmは久しぶりに海に行くことになった。
夏の海水浴場なんて、一体どれくらいぶりだろう。

同時に、トーテムポールでその昔バイトをしていたタクちゃんも合流。
これまた一体どれくらいぶりだろう。懐かしい友に会えるのは、
そのころを思い出せるよい機会でもある。





ところで、実はmmは海を好まない。
水着1枚を着て、あとは裸となるその姿の貧素なこと。
無理やりカッコよく表現するなら、ルパン三世のようだ。
ガリガリで、ほっそりした足のスネ毛。

それにもかかわらず、海に来たのは気心知れた仲間と行けば楽しそうな予感がしたから。
そして、ノムさんたちの考えること。単なる海水浴ではないわけだ。
『一緒に海に行きません??〇〇浦に防波堤から海にダイブできるところがあるんです♪』

われわれはあっという間に防波堤に到着した。
海面から防波堤の一番上まで4~5mはあるだろう。
「いやぁ、怖いなぁ」といいつつ、「ひゃっほ~!!」と言って飛び込むノムさん。
女性陣も負けじとおじけつつも飛び込む。
バッシャ~ん!!

仕方がない。私も負けじと……あっという間に全身水浸し。
陸にあがるときには牡蠣につかまり、傷だらけ……。
相変わらず情けない。貧素なのは体つきだけで十分なはずだが……。

遅れて合流したタクちゃん軍団。
トライアスロンのチームメート、T君は水泳選手まがいに手を頭上に組んで、
頭から飛び込む始末。
タクちゃんにいたっては、合流して走りながら服を脱ぎ棄て1回転しながら飛び込む。
「ウホホ~ィ!」

向い側の防波堤で釣りをしている人たちは、呆れ顔。

でも、私たちはそんなことを何度も繰り返す。
まるで子供だ。
友達ができること以上に、自分はもっとすごく飛ぶんだ。
そんな気持ちでみんな笑いながら、
台風が来ているのか過ぎたのかもよくわからないまま楽しんだ。


                                            (続)
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by 13staydream | 2009-08-12 21:33 | 戯言