猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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チャーハン

自分を知ることは大切だ。
適材、適所、適量、適当……
勝負を挑まれれば、男ならもちろん受けなくてはいけない。
ただ、相手をみて勝てないとわかれば素直に引き下がることも時には
必要だと思う――。

  *         *


私は銀座にいた。
花の都、大東京の銀座だ。
高級な店ばかりがならぶ銀座だ。

「mm、飯食いに行こうか」
出張に行くと、いつも誘ってくれる上司SYだが、
とにかく食の好みがいまいち合わない。いや、味はよいのだ。
うまい店に連れて行ってくれる。
ただ、問題は――。


場所は中華料理店。
「この店ではチャーハンを頼むんだ」
SYは言う。私はチャーハンは好きなので、
素直に従うことにした。
「それじゃ、チャーハン大盛りで!」
SYはやはり大盛り、ここで私はあわせてはいけない。
すでに何度も痛い目にあわされている。完全に罠だ。

私はすかさず
「じゃぁ、私は普通盛りで」
「普通盛りね」
たどたどしい日本語のおばちゃんが復唱する。
ここで、私にSYが大盛りを無理やり勧めなかったことを
今思えば疑問に思うべきだったのだ――。

そして、チャーハンはやってきた。







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これが、普通盛り?
もはや、勝負などする気も起きない。

味はパラパラしていて、旨かったのだが、
ものの3口もすると、そびえる山の高さにうんざりしてきた。

「いやぁ、はじめて来たけどここまでとは。噂には聞いてたけど…」
SYも大盛りを平らげることはできなかったようだ。


大盛りの写真を撮り忘れた。

興味がある人はコチラを。
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by 13staydream | 2010-07-18 11:15 | 戯言