猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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伊達政宗弁当

嘘をつけない人間というのは世の中にはいて、
私のような人間も基本その部類にはいるのだと思う。
ただ、意図せず相手がだまされると、反応に困るのである――。

ところで、空前の寄席ブームが来ている。
年に1度ぐらいは見ていたのだが、
今年に入って、すでに10回近く寄席に行っている気がする。

5月31日。浅草演芸ホール。
はじめて余一会を鑑賞。
寄席は基本的に10日ずつ同じ番組が続くため、
31日がある月は1日だけ余るのだそうだ。
その余った1日はちょっとした特別番組が展開される。

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その日は普段は寄席には登場しない6代目・三遊亭圓楽さんがトリだったのだ。
都合良く休みだったので、行かないわけにはいかんとバイト時代の
仲間Tを誘う。どうやら無理に休んで、付き合ってくれた。
この男はキン肉マンも詳しいが、なぜか落語にも精通しており、
二人で能書きをはじめる。
「先日見た歌之介さんの爆笑龍馬伝はやっぱり笑えた。
 あのテンポのよさは絶品だったよ」
とか、
「今日の前座さんは何を話すかな。初天神か?
 テンシキか?」
「おい、チンネンってか。ハハ」
など、とにかく私は知ったばかりの落語話で盛り上がる。

夢中で話していたのだろう。開演前、声も出かかったのかもしれない。
突然、前のおじいさんが振り向く。







「こんにちは。話が聞こえてきたんだけど、皆さん詳しいねぇ。
 もしかして大学生の落語を話す人たちかい?」

「……」
1分ぐらいに感じられた3秒間の沈黙。
「いやいや、全然単なる落語好きです。そして僕たちは大学生じゃないです。」
落語研究会。私の近くにはそれに属している人物などいなかったなぁ。

あやうく、大学生と言われたことに再び否定をできなくなりかけた。

その昔、似たようなこともあったっけ。


どうでもよいが、浅草駅を降りて、浅草寺近くを通ると
やたら人力車の兄ちゃんたちが声かけてくる。
冷静に無視し続けていたが、「殿っ!」と声かけられた時だけ、反応した自分……。


そして、圓楽さんはマクラ含めてさすがという感じでした。
わざわざ行った甲斐あり。しばらく落語ブームは続きそうだ。
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by 13staydream | 2011-06-01 23:57 | 戯言