魔封波返し ~その5 最終話
2007年 03月 27日
――時間を戻して。
「あれぇ、誰だっけなぁ」
結構、友人の結婚式をきっかけに恋が芽生えるなんて話はざらにある。
いや、そう聞くだけで実際に進展があるなんて思ってもいなかった。
確かに「彼女がほしい」そんな目標は常に公言しているわけだが、それを
口にすることで、あらたな光が見えてくるのである。
つまり、今回の結婚式の2次会を受けたのはmmの意思だが、依頼はTKからだ。
すべて決定権が自分にあるのではない。友人はおそらくmmに新たな出会いを
くらいの軽い気持ちはどこかにあったかもしれない。TKという友人の影響で
mmは新たな出会いが生まれる――それが現実になることだって、稀にある。
「本当か!?えらいぞ。どのコ?紹介しろ!」
「嫁のお母さんだ」
「はぁ?」
「何だか細身でカッコいい人がいたって、どうやらmmのことらしかった」
「人妻かよ」
ってその突っ込み自体、どこかおかしい。。
この目標だけはここのところずっと公言しているが、
いつになったら達成されるのか、いつになっても気配がない。
いよいよ、このオチにも飽きてきたな。
(了)
「あれぇ、誰だっけなぁ」
結構、友人の結婚式をきっかけに恋が芽生えるなんて話はざらにある。
いや、そう聞くだけで実際に進展があるなんて思ってもいなかった。
確かに「彼女がほしい」そんな目標は常に公言しているわけだが、それを
口にすることで、あらたな光が見えてくるのである。
つまり、今回の結婚式の2次会を受けたのはmmの意思だが、依頼はTKからだ。
すべて決定権が自分にあるのではない。友人はおそらくmmに新たな出会いを
くらいの軽い気持ちはどこかにあったかもしれない。TKという友人の影響で
mmは新たな出会いが生まれる――それが現実になることだって、稀にある。
「本当か!?えらいぞ。どのコ?紹介しろ!」
「嫁のお母さんだ」
「はぁ?」
「何だか細身でカッコいい人がいたって、どうやらmmのことらしかった」
「人妻かよ」
ってその突っ込み自体、どこかおかしい。。
この目標だけはここのところずっと公言しているが、
いつになったら達成されるのか、いつになっても気配がない。
いよいよ、このオチにも飽きてきたな。
(了)
by 13staydream
| 2007-03-27 00:46
| 物語