猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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誘拐~前編

私はその日、イベントを終え、心地よい疲れを感じつつ戻ってきた。
少し空腹感も覚えている。ところが、その空腹感もすぐに飛ぶ
事件がその場で起こっていた。私にとって、重要なヤツが誘拐された。

もっとも怪しいのは隣人の好色男、鹿オヤジである。なぜならその男には
前科がある。しかも、気づくとそいつは姿を隠している。頭に血がのぼった
私は「どうせ、あの鹿オヤジだろ。絶対に捕まえてやる」と意気込んでいた。

ところが、私の向かいに住むfm女史の証言によると

「今回は鹿おじさんじゃないよ。私見てたんだけど、誰だったかな。
 ん~、確か・・・・・・sr君だったような気がするんだけど・・・・・・」
あっさりの目撃証言。犯人は決定的した。
「なんだって。確かにあいつ今日は東京から出てきていたな。
 こっちに来ているのはみんなに分かっているのに、わざわざ誘拐
 なんかしやがったのか」
とにかく知人である。疑うのは申し訳ないが、すでに私の怒りは
頂点に近いところにあった。srの携帯を鳴らす。数度の呼び出し後、
女性の声が「留守番電話サービスです・・・」の案内を告げる。

雲隠れか・・・このままだとヤツの命が危ない。いや、すでに死んでいる
可能性のほうが十分強い。一体、誘拐されたのはいつだったのか。私が
戻ってきたのは20時過ぎ。場合によっては白昼堂々と行われた可能性も
強い。一体なぜ、こんなことが――。

                                        (続)
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by 13staydream | 2007-05-22 21:37 | 戯言