猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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私が惚れた女 -第2話-

上野を出て、1度電車を乗り換える。ほどなく目的地に到着した私は
どこか懐かしさをそこで思う。先ほどまでいた国立博物館よりも人が
はるかに多く、ますます私の不機嫌度は増すばかり。しかし、そこは
こらえる。ふと、10年前のある出来事を思い出す。さらに今以上に人
だかりで身動きの取れない私は近くにいた女性にエルボーをくらわし
ていた。もはや興奮状態に近い。そして、その時はいよいよ近づく。



8470頭の頂点を決めるべく第74回日本ダービーは幕をきった。
すでに承知の通り、私は1番人気フサイチホウオーから流す。ダービー
はとにかく1番人気が絡む固いレースであることはデータが示している。
相手も皐月賞を制したヴィクトリーでよい。フロックと思われても
結構、皐月賞馬が絡んでくるのである。




そう、10年近く前のことだったと思う。人気薄で皐月賞を勝った
サニーブライアンがダービーでも逃げ切った記憶は私にとってはあまり
にも鮮明である。近年、1番人気がダービーで来なかったのはこの年の
メジロブライトぐらいだ。

そのとき私は東京競馬場にいた。そこでサニーブライアンの勝利に酔い、
騎手の“大西”コールに沸いた。そこで振り上げた右腕はあまりにも人ごみ
だったので、前にいた見ず知らずの女性の頭にそのままエルボーである・・・
「痛~い」の悲鳴はいまだに忘れないが、とりあえずそのときの私は知らぬふり。


余談はさておき、とにかく今年の日本ダービーはそのジンクスを破る
どころではない出来事が起こったわけである。

                  (すでにオチはバレてますが、一応続く)
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by 13staydream | 2007-06-01 00:57 | 戯言