猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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カテゴリ:戯言( 331 )

11月3日。祝日。

僕はいつになく早起きをした。
今日は忙しくなるだろうという思いから、目覚めもよい。
カーテンをあけると天気も抜群によい。今日が雨だと最悪だったから、
最高の天気である。実は荷造りもほとんど終えているから、
午前中はとにかく借りてきたトラックに荷物を運ぶ作業がメインとなる。

考えてみると、長かったような短かったようなこのアパートでの生活。
最初は広いと思っていたこの部屋も、いつのまにか狭く感じるようになった。
最初はだれも知らない街だったけど、いつしか友達も少しできて
楽しい日々を過ごせた。

そして、荷物を運び出す。

事前の荷造りもよかったので、トラックへの積み込みは順調だった。

できることなら、この生活を続けたいけどそうもいかない。
あまり人にはいっていないけど、こいつがいるとやっぱりこのアパートだと
どうしても狭い。僕は腕に抱えたようやく1歳になる愛息を見つめた。

時間はちょうど10時になろうというころになっていた。

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by 13staydream | 2010-11-04 00:49 | 戯言

松屋の思い出

近くに行くことがあったので、
およそ15年ぶりに自分が1人暮らしを始めた街に降りた。

当然だが、街は変わっている。

それでも変わらないものもある。

いろいろな思い出が少しだけよみがえる。
いろいろな仲間がいた。
競馬が好きなヤツとか、ゲームばかりやっているヤツとか。
酒が楽しいと初めて感じたのは、この街だった。
そういや、布袋寅泰のスリルをカラオケで熱唱した女傑がいたっけ。
そのフリはいまだに私も使わせていただくことも。
そういや、私の学生4年間をずっと浪人生として過ごしていたS先輩ってのもいたな。
今頃、あの人は何しているんだろう。

アルバイトをしていた松屋は、ほんの数メートルだけど移転していた。

当時の仲間だったSTを無理やり呼び出したのだが、その松屋の前で
STが叫ぶ。

「いる~!!」

カウンターの向こう側にはS先輩。

そう、15年たっても変わらないものもあるのだ。

さすがに受験勉強はもうしていないと思うけど…。

人にはそれぞれの物語がある。

私とSTはS先輩に挨拶することなく、松屋を外から見ただけで立ち去った。

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by 13staydream | 2010-11-01 01:16 | 戯言

猫撫で声の訪問者

泥棒が峰不二子のような女性だったら――。
知らぬ間に男に近づき、甘い声で誘惑する。狙いは――。

*             *

10月3日。
緊張感が続いていた日々が、ひとまず終わりを告げた。
夜は誕生日の祝いをしてくれるという友人の誘いを断り、寝る。
とにかく疲れが残っていたのだ。

10月4日。
目覚めの瞬間――。
夢か現実かわからないが、耳元で猫がささやくような女性の声がした……。
甘いささやき声。
「ねぇ、起きて」
疲れが残っていて、頭がぼーっとしていた。幻聴だろう。

それほど気にすることなく、そのまま会社に向かい、
1日をすごし、とれていない疲れを残しつつ、昨日断った私の誕生祝いを受ける。
あまり飲みすぎるのはよくないと自分で分かっていたが、
偶然隣の席に座ってしまった近所のラーメン屋のママにもワインをご馳走になり、
ほどよく酔い、それ以上に眠くなる。
帰りは予想以上に遅くなり、そのままベッドにもぐり込んだ。

10月5日。
朝――。
二日酔いにはなっていない。それでも、前日と同じ女性の声が聞こえる。
隣の部屋でも上の部屋からでもないように思う。
そう、どちらかといえば私の寝ているベッドのすぐそばでささやいているよう。
「おはよう。おはよう」
幻聴か。疲れが残っているのは否定しない。
それとも寝ぼけているのか。今まで自分に幻聴など起こったことなどない。

それでも、そんなことは大して気にすることもなく、シャワーを浴びる。
ようやく目が覚める。
そして、たまっていた服や下着を洗濯する。

久しぶりに少し気をゆるめられる休日だ。
ヨーグルトを食べながら新聞を広げる。
ほどなくして、洗濯が終わる。窓から差し込む光から天気もよさそうだ。
洗濯物をかごに入れて、雨戸のシャッターをガラガラと上げる。

一気に明るい日差しが入ってくる。
それと同時に、私が目にした光景は、そこで今まで目にしたことのないものが――。

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by 13staydream | 2010-10-06 23:21 | 戯言

34

今年はビッグイベントと重なった誕生日。
祝ってくれた皆さん、ありがとう。

早や34歳になりました。


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by 13staydream | 2010-10-06 08:50 | 戯言
Apeが行方不明になって何カ月たったろう。
イベントが続いて、それなりに忙しくしていた。
従ってこの話もすでに1週間前に起こった出来事である。

すでに2週間ほど、新しい相棒FTRにまたがっていない。
その日は、一応オフで自宅でほどほど仕事をして、
FTRを動かそうと家を出た。

Apeのときと違って、カバーもかけ厳重に2つのロックもしている。
そのカバーをあけると、私の足元で「ガチャン」という音がする。
何の音?と視線をゆっくり足元にむける。
そこには、1つの錆びたペンチ。
はて?私はこんなペンチを持っていただろうか。
記憶にないけど、なんか修理したのだったっけ?

このペンチはおかしい。
恐る恐るカバーをすべてめくる。
機械音痴な私だが、それでも違和感を感じる。
そして、その違和感がどこにあるのか、ほどなく見つけることができた。

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by 13staydream | 2010-10-05 12:56 | 戯言

戯言

「最近、走ってる?」
と男は不敵な笑みを浮かべて、mmに話しかける。
「いやぁ、実はですね……」
50㎞目標で云々…というくだりを得意げに語ろうとしたのだろうが、
mmが違和感を覚えたのか、「ムムッ?」と言いたげな表情に変わる。
そして、mmは言う。
「何で、俺が走っているの知っているんですか?」

そして、男は「ムフフ」と言いたげな、にやついた表情で、mmに微笑む。

   *          *

当ブログは誰も知らないと思うが、訪問者は平均で4~5人の
mmの勝手気ままなことを書いているだけのブログである。
だらけて更新しないで、このままやめようと思うと、
「最近、更新していないね。どうしたの?」という
同期のコロッケ男や、学生時代のバイト仲間のTの声で
なんとなく気にしてくれる人がいるのかと思ったりして、細々と継続している。
非公開にはしていないが、読者はいたって限られていることはmm自信
知っているし、それで満足している。

   *          *

「いやぁ、知り合いが検索したら出てきたんだって言うんだよね」
その人は、私のこのサイトを検索で見つけたのだという。
その人自身は世界にも羽ばたき、国内でもいろいろな分野にわたって
活躍するすごい人なのだ。

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by 13staydream | 2010-09-13 23:30 | 戯言

自分らしさ

私はめずらしく魚民で飲んでいた。
16日のことだった。
まだ日が暮れる前から、ビール片手に
心地よい時を過ごしている。

おなじみトーテム・ノムさんは酔って言う。

「大切なのは自分らしさですよ」


例えば発言とか、行動とか、振る舞いとか、イメージとか
きっとそういうものを指すのだろう。

確かに、まわりをみれば2月に一度は彼女とケンカをして、
ケンカをするたびに「今度こそダメだ~」としょげるTオジサンは
毎回その役しか演じられないような同じ行動をとっている。
いわゆる水戸黄門だ。懲りない。懲りないから、またケンカをしている。

さらに、K嬢…。らしい酔い方で、AKBの唄を3回も4回も繰り返し
カラオケで歌う。嫌がる男たちはその都度、立たされ…


一方、私はと言えば……

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by 13staydream | 2010-08-19 22:29 | 戯言
私は初めて陸運支局というところに足を運んだ。
帰り際、ふと思い出す。
「そうだ、Apeの廃車手続きをしよう」
すでに、建物を1度出たのだが、再び戻る。
カウンターのおばさんに
「廃車手続きをしたいのですが…」と尋ねる。
「バイクはあちらです」とそっけなく、事務的に右手を差し出す。

私は差されたカウンターにいき、やっぱりおばさんに
「バイクの廃車手続きをお願いしたいのですが…。あ、盗難に
 あってナンバーがないのです」
といって、唯一残っていた納税証明書を渡す。
「ええっと、そうするとですね……あっこれ軽二輪ですね。軽二輪は
 手続きは市役所になります」
会話はそれで終わり。そっけない。そうなのか。どうして、同じバイクなのに、
知らない私は悪者のような扱いだ。面倒くさかったが、時間もあったし、
ここで行かないと一生行かない気がしたので、そのまま市役所に向かう。

そこの窓口はなんと、それまでのおばさんと異なり、
美人のお姉さんが対応してくれた。心なしか扱いも丁寧だ。
「盗難にあった場合は、警察の届け出があれば無料で受け付けられます。
 ただ、ない場合は150円かかってしまいますが、どうしますか?」
ちょっときつそうだけど、心なしかわずかに笑顔にもみえる。
「150円払います」
私は言われるがままである。

さらば、戻ってくることのないApeよ。

そうだ。なぜ私が陸運支局に行ったのか。

それは…

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by 13staydream | 2010-08-14 00:01 | 戯言
願いが叶うと、がっかりすることもある――。


その日も、ここ数日と同じように暑い1日だった。
週末でイベントもあって朝も早く、予定が狂って帰りが遅くなったりした。
夜もふけたのに、蒸した暑さが残っている。

1人暮らしの寂しいところは、家に帰ってドアを開けても
涼しくなんかなくて、開けた瞬間にもわっとした空気が襲ってくる。

涼しい風が迎えてくれたら、どんなに帰宅することが素敵だろう。

そう思って、ドアを開けると……

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by 13staydream | 2010-08-11 00:42 | 戯言

8月5日の不思議

いつもと同じ朝だった。
朝にテレビを見なくなって久しく、
近頃の恒例となっている新聞をざっと見る。
軽くパンと牛乳、ヨーグルトを食べて家を出た。

これといった、大きな変化もなく、
いってみれば、いつもと同じ1日を過ごした。

そんな日だった。

家に帰ってくるまでは――。


帰ってきて、ドアにはさまっているもの。

それは、確かに今朝……

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by 13staydream | 2010-08-09 22:39 | 戯言