猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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TRAIN-TRAIN 第3話


隣の疲れたサラリーマンも立ち上がって、電車を降りた――。


この時期はどうしても忙しい。それでも慣れてきていただけに今年は早く帰れる
と思っていたが、やはりあまかった。仕事は夜中3時すぎまでかかり、そこから
宿をとるつもりだったが、ともに仕事をしていた奴らが軽く飯を食おうという
ことになり、歌舞伎町あたりをうろついた。この街はやっぱり昼も夜もない。

先日の飲みすぎでそれほど酒を飲みたくないmmは瓶ビールをグラスにそそぐ。
これからの仕事の進め方を確認しあい、ほどなく5年ほど前の昔話で盛り上が
る。酒はほとんど飲んじゃいないが、もう徹夜状態であるから少しでも効く。気づ
くと5時である。街を歩くサラリーマンは出勤なのか、帰りなのか・・・・・・一体どん
な人たち?同じことをみんな思っているのかもしれない。結局、始発も動き出し
ている時間なので宿はとらず、2時間かけて自宅に帰ることにする。朝も早いた
め特急は動いていない。わざわざ特急を待つのもアホらしいから、めずらしく鈍
行に乗った――。

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by 13staydream | 2007-04-22 22:59 | 物語

TRAIN-TRAIN 第2話


――大勢の女子高生を見送り、アキエは電車に乗り込んだ。

「おはよ」
「おはよう」
アキエは電車に乗ると同じクラスのフユミの姿を確認した。2人ともこの
春から女子大生になったばかり。手には真新しいプラスチックケース。中には
まだ大学案内資料まで入っている。それまでの高校生活とは違って、一気に
自分が大人びた感じになる。はじめての1人暮らしもその気分を助けている。

「あっ、見て。あの彼、昨日もいたよね。うちの大学の人でしょ。
 かっこよくない?」
「え~、フユミはああいう人が趣味なんだ。」
「えぇ、だめ?友達になりたいな。どこのサークルに入ってるんだろ」
「後でもつけてみれば」
「やだよ。ストーカーみたいじゃん」
少し離れたところに立つ青年を見ながら2人は声をひそめて話す。

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by 13staydream | 2007-04-15 17:10 | 物語

初勝利

ようやく横浜FC相手に今シーズン初勝利。柳沢の“らしい”ゴール。
このまま勢いづくとよいが・・・。

ちなみに皐月賞・・・フサイチホウオーすごい脚だったけど届かず。
勝負の世界はわからないものです。
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by 13staydream | 2007-04-15 17:06 | 鹿島アントラーズ

TRAIN-TRAIN 第1話

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここは天国じゃないんだ かと言って 地獄でもない
いい奴ばかりじゃないけど  悪い奴ばかりでもない

                 THE BLUEHEARTS
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ルイス・ハミルトンがマレーシアでスターの片鱗を見せ、
マッサが助演男優としての配役が決定した日から2日後の朝。


まだ、このラッシュアワーには慣れない。
入学式が終わり、高校に通うようになって数日、
私は通学のため、電車の中にいる。そして、今日もその電車の
中で人ごみにまみれ窮屈にしている。周りを見るとやっぱり窮屈
にしているのに、休み時間の教室と変わらない大声で話している
私と同じ制服の女子高生たちが騒いでいる。これなら携帯電話で
申し訳なく話しているおじさんの方が、迷惑じゃない。おばさん
たちはうるさいとか言っているけど、女子高生だって同じじゃな
いの。

目の前に座って寝ているおじさん――。朝から疲れきって寝ている。
これから今日一日大丈夫なのかしら。サラリーマンなんて・・・

「ハルちゃん、おはよ」

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by 13staydream | 2007-04-13 01:47 | 物語

宴の後に 後編

宴は始まっている。
mmはビールの後は焼酎を飲んでいた。
「百年の孤独を1つ」
「おっ、mmらしい焼酎だね」
「だまらっしゃい」
ビールを2杯、焼酎は4~5杯ぐらい飲んだのだろうか。

たらふく食って、たらふく飲んで、気分は上々。みんな翌日仕事だという
のに、そのままの勢いでカラオケ。宴はまだまだ続いた。

カラオケでは大して酒を飲んでいたわけではない。mmは歌いたいわけでは
ないのだが、勝手に曲が入れられている。当然、酒は抜けていった・・・・・・

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by 13staydream | 2007-04-11 00:40 | 戯言

宴の後に


鹿島がまた勝てず大宮に引き分けた日――。

時はすでに深夜である。街は静まり返っている。
気づくと肩を寄せあうように女が私の横にいる。

私は甘い口元でささやく――。

女は私に話しかけてくる。私はこのあと、どうすべきか考えている。
ホテルまでどのぐらいの距離があるだろう。いや、そもそもなぜ
こんなシチュエーションになったのだろう――。


1週間ほど前。
「なぁ、mm。みんな忙しい時期だけど、nさんの歓迎会をやりたいと
 思うんだけど。とりあえず有志だけでも集めて飲まない?」
「つまり、私が幹事ってことっすね。了解です」
出張中に上司からかかってきた電話だ。確かに時期的に忙しく、面倒とも
思ったが、歓迎会はしてあげるべきであろうと思ったし、珍しく幹事など
を引き受けて宴を催したのだ。そもそも私は、毎日のように酒は飲んでい
るのだ。

結局集まったのは9人。うち女性が6人。どうも、女性と飲むことも多い。
ただし、いつもそれが別の感情になることはないのだ。つまり、恋愛感情
ってやつに発展することはないのがmmの常識になっている。mm自身、
それを自負しており、この日もそんな気はさらさら持たずに宴を催していた。

                                       (続)
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by 13staydream | 2007-04-08 23:51 | 戯言
桜花賞――。1.4倍という断然人気を背負ったウオッカ。
よいレースをしていたようにも思うが最後はダイワスカー
レットに1馬身届かず敗れる。どうもこの桜花賞というレ
ースは荒れるような気がする。今回は大波乱ではないが、
若い女の子たちの気心を知るのは難しいってこと。いよ
いよ競馬も春のG1戦線。クラシックの幕開け。それでも、
皐月賞はフサイチホウオーだと思うけどな。果たして?
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by 13staydream | 2007-04-08 22:25 | 競馬

ケイゾク


“継続は力”などと言う――。


それが進化しているならばよい。ただ、続けることだけが
目的になっているなら、もはやそこに意味などない。
例えば、海のものとも山のものとも分からぬ初めてのときは
皆、がむしゃらだったりする。徹夜することも平気である。
それが5回も続けば、慣れるだけ慣れてしまって当初の刺激や情熱
など微塵もなくなっていたりする・・・・・・。


4月になったのに、空気は冷たい。空を見上げる。

星はひとつも見えない。雨上がりである。
でも、月だけがおぼろげに輝いている。
街灯と月明かりに照らされた・・・・・・

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by 13staydream | 2007-04-06 01:14 | 戯言

こんなに女性と過ごすのはいつ依頼だろう。

話もどこかぎこちないものだったかもしれない。

知り合いの白髪のおじさん(どこぞの社長じゃないよ)には
「お似合いの2人だね」となまった言葉で冷やかされる。
さすがに、私は苦笑い。申し訳なく彼女の顔も見れない。


夜――。
最後の予定をこなして、彼女を送り届ける。


   *           *

その後、私は少しだけ仕事をして、今は家路に向かう車の中にいる。

もう、0時近い。いつもはこんな時間で飯抜きなら、空腹でたまらない。

一体、私に何があったのだ・・・・・・。なぜ、食欲がない。この気持ちは何なんだ。

思い出す。思い出せ。恋か。いや・・・・・・。

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by 13staydream | 2007-04-05 00:47 | 戯言

私は今、自宅に帰る車の中にいる。
時計はもうすぐ0時をさそうとしている。
晩飯を食べていないのに・・・食欲がない。
どこか胃が痛むような感覚。それとも胸がつまる思い?

なんで、こんな感覚になるのか――。


  *             *

その日は素敵な女性と午後からずっと過ごした。
残念ながら、今回はこの女性についてはオチはない。
年齢も私より若い成人。見た目でいうとレースクイーンのようだと、
この日あった人に言われるほど端麗だ。
(レースクイーンが必ずしも端麗とは限らないが)

待ち合わせよりも少し早めに合流した私たちはカフェに入る。

彼女はアイスコーヒーを注文する。

最近はコーヒーよりココアを好む私は、それをたのむ。

ハードボイルドには、ほど遠い飲み物だが、
探偵エルキュール・ポアロは好きな飲み物だ。

飲み干すと2人はその後、カフェを後にしていくつかの予定をこなす。

                                        (続)
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by 13staydream | 2007-04-03 00:40 | 戯言