猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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午前0時は静かに

よく例えられる話だが、円錐がそこにあったとする。
上から見ると丸い。横から見ると長方形。
見方によって物事は結構変わるものである。
結構嫌だと思うことも、角度を変えれば楽しいことだったりするのかも。

つい先日の話である。

私が住むこのあたりは、所詮田舎なので都会では、そうそう見れないものを
見れることが、たまにあったりする。
もしかすると見てはいけないものを見てしまったのかもしれない。

仕事が遅くなり、0時も近い。今日はもうコンビニ弁当でよい。
そう思って近くのファミリーマートに向かう。
セブンイレブンを使うことが多いのだが、後輩が
「弁当は絶対にファミリーマートが一番っす」と言っていたのを聞いて、
たまにはということで。
パスタとサラダとビール、翌朝のパンとヨーグルトを買ってコンビニを出る。

外はまだまだ寒い。猫背をますます曲げて車に乗り込む。
バックで駐車場から出て、切り返す。道路に出てすぐに信号待ち。
その信号を横断する青年がいる。
青年は特徴的な髪形で少し派手なジャンパーを着ていた。

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by 13staydream | 2009-02-25 22:34 | 戯言

実を言うとこの日、われわれのメンバーに本来いるはずのメンバーが1人欠けていた。
充実した1日を送ったにも関わらず、ノムさんも、mmも、応援団もみんな、
どこか心にぽっかりと穴があいた気分が最後まで残っていた。

「会場まで自転車でウォームアップのつもりで行っちゃおうかな」
実際、会場まで20km以上あるのにそんなこと言って気合が入っていた。
あいつは、それからフルマラソンに挑戦する無謀な計画すら立てていた。

ひざが痛むノムさんをゴールまで運んだのは、
あいつが応援してくれていたからに違いない。


そいつの名前はグーミン。
グミが大好きだった。いつもポケットにはパイン味のグミがしのばせてある。

グーミンは勝田マラソン2日前・・・・・・

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by 13staydream | 2009-02-24 14:35 | 戯言

さぁ、今度はフルマラソンに参加したノムさんの応援に向かうぞ。

ゴールしたmmさんたちも応援団と合流してノムさんの応援に
コースへ向かう。タイムを想定して、おおよその位置に向かう。
かなり適当な地図だけがたより。
到着した地点は28km地点あたりか・・・?
ノムさんは来るのかしら。もしかすると通過しているかも。
とはいえ、この前までひざが痛いと言っていたんだよな。

走っている人たちを見ると結構、年輩の人たちも多い。
まだ先はあるが、見た目みんな疲れている。
人は途切れないけど、ここは後方集団では?

蜂(の格好をした)おじさんが通過。

「ノムさんはあれに負けてるの?」とK子は思わずつぶやく。
「うーん。もしかして先に言っているような気が・・・」とmm。
「だよねぇ。なんかみんな疲れてるもん」

それから、およそ5分が経過。
今度はメイド(の格好をした)女性が通過。
「やっぱりノムさん先に行ったんだよ」
「確かに」
「やっぱり、この人たちかなり疲れきってるもん」
結果を先に行ってしまうと、実はこの人たち、そこまで遅くはなかったりしたのだ。

しかし応援団は結局、ここではノムさんに会うことをあきらめる。
すかさず移動を決意。絶対に大丈夫だろうという35kmすぎの地点あたりまで行く。
ここなら、計算上さすがにまだ来ていない。むしろ30分ぐらい待たなくちゃ。

そして、30分が経過。
そろそろ来てもよいころ。
「そういえば、ひざが痛いって言っていたよね。
 あまり考えたくないけど、痛みがひどくてリタイアしていたら・・・・・・」とmmさんが
不吉なことを言い出す。それでK子も不安になる。
「確かに。ないとはいえない。しかも、携帯私が持っているし・・・・・・」

うつむきながら、携帯がはいっているバッグを見つめる。そのとき、
「あっ!」とmmさん。
「来た?」と一斉にみんな。

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by 13staydream | 2009-02-21 01:13 | 戯言
そんなK子は勝田マラソンは走らずに応援にまわる。
ノムさんはフルマラソンに参加。mmらは10kmに参加。
K子をはじめ応援団3名はスタートした先で待機。
「J銀行の手前で応援しているかスタートしたら、こっち見てね!」
「mmさん、今回の目標は?」
「いやぁ、自己最高記録目指したかったけど、たぶんダメ。逃げ出したい」

*           *

まずはフルマラソンがスタート。
とにかく参加者が多い。ノムさんを見つけられるだろうか。あっ!
「ノムさ~ん!がんばれ~!!」
10分以上も集団は通り過ぎていく。

続いて10km男子がスタート。
こっちも参加者は多い。どんどん自分たちの前を通過。
5分経過……6分経過……7分……8分……

mmさんは?
「あれっ?」
「mmさんいませんねぇ」ヒロシがいう。
10分たって集団の後方が目の前をすぎていく。
mmさんを見つけることはできなかった。
これだけの人数である。見つけられなくても仕方ないということにしよう。

*           *
――約55分後。

mmさんのタイムは1時間をきるぐらい。
そろそろゴールかもしれない。
時計を見るとすでに1時間がすぎている。
でも、mmさんは現れない。大丈夫だろうか?
そういえば、逃げ出したいなどと言っていたけど…

――さらに10分経過。

「mmさん、遅いですねぇ」とヒロシ。
mmはまだ現れない。
明らかにおかしいぞ。
もしかして、何かあった?
「少し回り見てこようか」

*           *

――その10分前。

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by 13staydream | 2009-02-19 22:09 | 戯言

mmのマラソン参戦記に触れる前に。

  *    *    *


K子は家でぼんやりテレビ観戦をしていた。
いつもいつもバラエティ番組ばかり見てしまう。

なのに、その日は笑えない。
突然、悲しさで頬に涙がこぼれる。

――なんでだろう。



そう、K子はなぜか10日前の自分に起こった悲劇を思い出していた。

 
  *    *


自分が参加した、とある会場で行われたハーフマラソン。
K子は以前のペースで走れず、かなり後方をゆっくりと自分のペースで走行する。
この日はノムさんも不参加のため、たった一人での参加。
一歩ずつ、一歩ずつゴールへ向けて走る。

手には1枚の紙を握り締めて……。

彼女にとって、このハーフマラソンの希望はこの紙切れ1枚だけだった。

自分の後ろにはもう数人しか走っていない。
それでも、ついにゴールテープを切る。

やった。ゴールだ。

直後、K子の希望の紙切れをさっそく目の前のテントに持っていく。

すると・・・・・・

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by 13staydream | 2009-02-09 11:16 | 戯言