猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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<   2009年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧


数日後、アゴ男は約束通り純正ヘルメットホルダーを用意してあらわれた。
で、私の愛車の前で、すぐに作業に入った。
ホルダーを取り付けながら、アゴが私に鍵を渡した。
「これが鍵です。似ているから間違えないでください」
「確かに似ているな。ちゃっかり差したら、エンジンがかかったりして」
私は試しにキーをガソリンタンクに差す。
ほぼ奥まで差し込まれる。しかし、いまいち固くまわりはしない。
「いや、かなり惜しいけどさすがに駄目だね。ちなみに、こっちは…」
メインの鍵穴に差し込む。こちらは先ほどよりうまく入る。
左に回す振りをしようかと思うと、
「あれっ?」
鍵はきれいに回った。
まさか、エンジンはかからないよね。もともとかかりにくいこのバイク。
思いっきりキックをすると、
『ブルルルル…… プスン』
かかりはしなものの、わずかに唸る。ウソだろ。
調子が悪い時は15回キックでようやくかかるこのバイクにして、いきなり唸る。
「おいおい、これって、もしかして、もしかするのでは?」
と言いつつ、7回ほどキックしても唸りはするもののかかるまでには至らない。
「ちょっと、やらせてください」
すでにホルダーをつけおえたアゴ男が私に代ってキック。

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by 13staydream | 2009-09-26 21:53 | 戯言
喜ぶべきか、悲しむべきか。それが問題だ。

   *            *

さて、本題はルパン三世になるべきアイテムを一つ見つけた、という話がしたかったのだ。


ある日、私は後輩のアゴ男とともに、とあるバイク用品店にいた。
ルパン三世が描かれたヘルメットを見てほしがったり、いろいろ陳列棚をみていた。
「そういえば、俺のバイクなぜかメットホルダーがないんだよ」
昨年の11月ごろ、新車だと言って人から売ってもらったのだが、
走行距離はほぼ新車だったものの、どうもいろいろいじられた様子があるバイク。
「なんで、あの人からバイク買ったんですか?」
とはアゴ君の評価。
まぁ、その人のよしあしは別として個人売買は気をつけたほうがよい。

「こんなの簡単につけられますよぅ」
「そうは言ってもね。何度も言うけど、俺は世の中にオートバックスがないと
 車に乗れないような男だよ」
「じゃあ、僕がつけますよぅ。今度、純正のホルダー手配しておきます」
「いいの?ありがたいけど、面倒だろ?」
「いやいや、僕こういうの好きですから。
 ただ、当然ですけど、鍵は変わっちゃいますからねぇ」
「だよね。ちょっと面倒くさいけど仕方ないな。なぜかスペアキーもないし、
 こいつで一緒にできるとよいのだがね」

などとやり取りをして、その日は解散した。

                                         (続)
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by 13staydream | 2009-09-24 21:09 | 戯言


喜ぶべきか、悲しむべきか。それが問題だ。

   *           *


すでに3~4年前の話。学生時代の友人と、あるマラソン大会会場で再会した。
友人はマリちゃんとイッチャンいう女性二人。
で、マリちゃんはそのとき結婚が決まっていて旦那さんも同行してくることになった。
あのマリちゃんが結婚とはねぇ、などとしみじみ驚いたものだ。

   *           *

彼女たちとは大学時代の仲間だ。
大勢で集まっては、一気飲みなどしたバカな時代が懐かしい。
なんだか知らないが、一気する時にそれぞれテーマ曲があって、
偉大なるエンドー先輩のテーマ曲「セクシャルバイオレットNo1」が近頃、
ラジオで流れていて、ふと当時のことを思い出して、この話題を今回はとりあげた。

似ているからといって当時広島カープだった江藤の応援歌でさんざん飲まされた男。
やっぱり似ているからといって堤真一が出ていたドラマの主題歌がテーマ曲だった
クールな男。
極めつけは苗字が一緒なだけで、なんとか教の教祖の歌がテーマ曲になった鼻男はただただ悲劇。

そういや、みんな結婚したな。
いま思うと女性陣にはテーマ曲がなかった。

ちなみに、2回ぐらいしか歌われなかった私のテーマ曲は「ルパン三世」だった。

   *           *

で、それが記憶にあったのかどうも、マリちゃんは私のことを「ルパン三世」みたいだと
旦那に語っていたらしい。ルパン三世なんて、男なら憧れのキャラクターだ。
確かに私はもみあげもやや長めだし、輪郭はどうあれ体系は細身。
おまけにサル顔ときた。

そして、再開。
「いやあ、マリちゃん、イッチャン久しぶり」
「あらぁ、mm元気だったぁ~?久しぶりぃ~」
「おお、旦那さん紹介してよ」
「あぁ、そうね。この人がルパンに似ているって言ったmm」

そう紹介されて、初対面であった旦那に言った最初の一言は、

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by 13staydream | 2009-09-14 23:53 | 戯言

VS 川崎F

日は変わって今日は、川崎F戦。

一見、独走にみえるが、この試合で負けると一気に嫌な流れになるだろう。

見に行けないけど、ホームだし、勝利を願う。
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by 13staydream | 2009-09-12 01:19 | 鹿島アントラーズ

本 その2

一応、読んだ本を簡単に感想を書いていこうと決めたわけで。

◆アルバイト探偵
◆アルバイト探偵 調毒師を捜せ
◆女王陛下のアルバイト探偵
◆不思議の国のアルバイト探偵
◆アルバイト探偵 拷問遊園地
◆帰ってきたアルバイト探偵
  大沢在昌 著
  シリーズ作品を一気に読破。わが愛すべきカエルおじさんに勧められて読んだ
  新宿鮫シリーズ以来の大沢作品。やっぱり私はジャンルでいうと最もハードボイルド
  が好みなのだと思う。キャラクターの設定がうまいのは言うまでもないが、作品が
  古いので、時代設定が今読むことで何だかおかしい。六本木あたりを軸として、
  ディスコだとかボディコンだとか言うのが普通の世界。少しタイムスリップした気分を
  味わえた。※帰ってきたアルバイト探偵以外は。できるなら、続けてほしい。
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by 13staydream | 2009-09-10 01:33 | 読書
9月8日。長渕剛の誕生日の翌日。

私は昼過ぎに、歩いて家を出る。
家の近くのセブンイレブンまで来ると、見慣れたクラウン。
「どこいくんだい?」
私にとっての「西新宿の親父の唄」みたいな、おでん屋の親父。
「これから東京までちょっとね」
「駅に行くのかい?」
「ええ、まずはバス停までね」
「乗せてこうかい?」
「いいですよ」
「すぐそこまでだもん。遠慮することないだろ」
結局、送ってもらうことに。
礼を言って私はクラウンを降りて、バス停に立つ。
バスにゆられて、駅まで着くと、今度は改札口に、おそらく
次の市議を目指す、知り合いを見かける。
そういや、しばらく会っていない。忙しいのかな。
挨拶もそこそこに私は切符を買う。
妙に知り合いに会う日だ。

この街に住んで、もう6年ぐらいたつんだななんてふと思う。
いろいろな人との出会いがあるんだなって。

電車を乗り継ぎ、降りた駅は九段下。

そう、目の前には日本武道館。
人と待ち合わせをし、ほどほどに武道館内に入る。
多くの人にとってあこがれの場所。
でっかい空間を見上げて、小便がしたくなった。

便所に入ろうと並んでいる向かいには、会場入り口に並ぶ人。
たまたまその並ぶ人の方を向いた私の視界にはまた知り合い。
「なんでこんなところにいるんですか?」
「おまえこそ。」

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by 13staydream | 2009-09-10 01:26 | 戯言

ベランダには棺桶を

ひどい二日酔いだ。
昨晩は軽く晩飯のつもりで、いつもの店に。

次々と誘われ、気づくと別の店で朝を迎えていた。
よくよく考えると、酒の量もそれなりで、朝5時のときには
ノックダウン状態。いつ、倒れたかなんて覚えていない。

タクシーに揺られ、家についてそのままベッドに倒れ込む。

昼過ぎに一度目が覚めたがひどい頭痛と吐き気で
起き上がることが出来ない。
気づけば日が暮れようとしている。

その夕陽を見ようと窓を開けると、そこには――。

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by 13staydream | 2009-09-07 18:04 | 戯言
誰にだって、1つか2つぐらいは自慢できることはある。

「ヤスは少しスリムになったよね」
とはいえ、がっちりのスポーツマン体型のヤス。
おなじみトーテムポールのバイト三銃士の一人。ヤスの特技は剣道だ。
先日も何だかの大会で優勝している。
「いやぁ、マジでヤスには腕相撲とか絶対に勝てないな」
「いやいや、俺結構、腕相撲弱いっすよ」
それは世の中、上には上がいるわけで、ヤスよりも強い奴はいるだろう。
「ヤス、そんなこと言ったら、俺なんか腕相撲で勝ったことないぞ」
とは私。きっと下には下がいるはずで、いつか勝てる日がくるだろうとは思う。

で、冒頭の「スリムになったね」が私の隣に座る男の気に障ったらしい。
「腕相撲なら、俺自信あるよ。マジで負けねぇ」
おなじみコロッケ男である。
いつも笑顔の優男のイメージが強いが、酒を少々飲んでいるせいか、
かなりの自信だ。謙虚なヤスとは大違い。結構ボケキャラ扱いが多いものの、
この男にもこういう自慢できるものがあったのだ。どれだけ、強いのか――。
「勝負してみる?」
とK子さんが盛り上がり、ノムさんはトーテム本社から座布団を持ってくる。
一つのテーブルが腕相撲大会会場と早変わり。

せっかく作られた会場だし、まずは前座試合。

コロッケ男 VS mm
「本番まで使いたくないから、左で勝負だ」
コロッケ男の気合いは、いつもと違う。
というわけで、左で対決。
「レディ……ゴーッ!」

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by 13staydream | 2009-09-01 23:19 | 戯言