猫背でもサルはサル。


by 13staydream
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

<   2010年 07月 ( 17 )   > この月の画像一覧


*           *

男は寝そべってテレビを見ていた。
隣のアパートの駐車場に車が入ってきた音がした。
ラッキーが吠えている。
この暑いのに、外で男が二人で何やら話し合っている。
動くのも面倒だったが、テレビが面白くなかったこともあり、
男は何となく立ち上がった――。

二人の男のうち、1人は警官である。
もう一人はさっき歩いて出てった隣のアパートから出てった兄ちゃん。
なんだか、面白うそうだな。

「じゃあ、駐輪場はどこだったのかな」
「こちらです」
兄ちゃんが汗をぬぐいながら、警官を案内している。
「まったく表の通りからは、ここの駐輪場見えないんですよね。
 実は以前にもバイク盗まれたんですけど……わざわざここを見つけたんですかね」
「確かに奥まっていますね、ここは。ふむ。」

*           *

高木は被害届の記載事項に従って、質問を繰り返し、
あとは現場の状況を図面に起こす作業をしていた。
どうせバイクは戻ってこないと思っている被害者。
まったく、こいつらは私たち警官がどれだけ忙しいかを知らない。

一通り調書は作成した。後は戻って、次の作業に取り掛かろう。
「じゃあ、私はこれで失礼します」
ふと永田巡査長の顔がよぎった。
あの人なら、ここで何をするだろう……

More
[PR]
by 13staydream | 2010-07-30 22:47 | 戯言
「こんにちは」
交番に、1人の男が訪ねてきた。歳は30~35歳といったところか。
ずいぶんやせぎすの頼りない男。
「はい、どうしました?」
永田さんが対応してくれている。
「あのぉ…盗難届ってこちらで大丈夫ですか」
「どんな内容なんだい」
やさしい笑顔で受け答えをする。

「いやぁ、実はバイクを盗まれまして……1カ月ほど前のことなんですけど……」
「あぁ、そうかい。じゃあ、そこかけて」
なんてこった。1カ月も前の盗難を今届けるのか。
小さな交番とはいえ、やることは山ほどあるというのに。市民なんてそんなもんだ。
「いやぁ、もうバイクが出てくることはないと思っているんですけど、
 一応届けたほうがよいなんて、友達も言うもんですから……」
自分でもわかっているなら、なおさら余計な仕事をさせてくれるな。
ここからは高木の仕事になる。
「じゃあ、そのときの状況を聞かせてください」
男を座らせ、高木もまずはノートを手にして腰かけ、できるだけ丁寧な言葉使いを
心がけて(永田さんが言うには私の言葉は冷たく感じるのだそうだが)応対する。
来てしまった以上は、規定にそった対応をしないといけない。

More
[PR]
by 13staydream | 2010-07-29 00:13 | 物語

読書 その12

相変わらず読んだ本の記録。


◆僕らの時代
◆僕らの気持ち
◆僕らの世界
 栗本薫 著
 自分にとってはまったく知らない作家。3部作。僕らの時代が
 発刊されたのが昭和53年とある。私が生まれて間もない頃の作品。
 作者が主人公で、仲間たちとともに事件を解決するミステリ。
 当時はセンセーショナルな作品だったと会社の上司が勧めてくれた。
 ほぼ一気に3作を連続して読み上げた。当時の時代背景が、知っているようで
 知らない世界で興味深かった。ミステリとしてもGOOD。

◆ラットマン
 道尾秀介 著
 「向日葵の咲かない夏」以来に同作者の作品を読んだ。Story Sellarで
 読んだ短編が面白く、大沢在昌手が同作家の作品の中で「一番好きな作品」
 という謳い文句で手に取った。物語の全般はやっぱり暗い雰囲気で私は
 好みではなかったが、結末は…。それでも吸い込まれるような文体は見事。
 二晩で読み終えた。結果的にはすごく好きな作品であった。



近頃、尊敬する友人が以前から進めてくれていた、ある歴史小説をついに購入。
かなりの長編なので、他作品を読みながらゆっくり読んでいければと思う。
[PR]
by 13staydream | 2010-07-29 00:10 | 読書

月間30㎞ラン 8

走ったのは昨日。

そもそも走る予定はなかったのだが、伴走希望者が現れ、
それならどうぞということで走行。

走行距離 6㎞

合計 50㎞/30㎞


目標をたてた時点では予想していなかった50㎞まで到達。
ちなみに、伴走すると申し出てきた後輩W氏は1周まで私の後ろに
ついて走ってこれていたのだが……

さすがに普段走ったりしていないらしく

2周目に入ると……


「すいません。先行きます」

といって、さっそうと私の前から姿を消した。

いかに私が走るのが遅いかを実感。

さらにタイム的には、後ろを走るWのプレッシャーでいつもより速かったのだが……。


情けないが、これが実力。

あくまでもマイペースを崩さず行こう!
[PR]
by 13staydream | 2010-07-28 23:16 | 戯言

これだけ、暑い日が続くと外に出ることすら嫌になる。
ただ、今夜は新宿まで行って酒を飲む予定だし、車で動けない以上はまずは徒歩で
家を出る。その途中に、少し忘れていた用事を思い出したので、だったらちょっと
立ち寄ってもそれほど時間もとられないだろうし、効率がよいだろうと思った。

mmは意を決して、真昼の強い日差しを受け、外に出た。

*           *

これだけ、暑い日が続くと外に出ることすら嫌になる。
男の家にはエアコンがなく、この暑さでさすがに購入すべきか悩んでいた。
いずれにしてもひどい暑さのため、家中の窓を全開にして下着姿でテレビを見ていた。
バタンという音が隣のアパートから聞こえた。
この暑いのに、兄ちゃんが歩いてどこかに行くようだった。

More
[PR]
by 13staydream | 2010-07-27 01:04 | 物語

月間30㎞ラン 7

地をゆるがすほどの雷と雨。
そいつらが去った後、少し涼しくなった千波湖を走る。

涼しさでもう少しいけるかと思ったが
ここ2日の酒続きで、思ったほど動けず。

本日の走行距離 5.5㎞

合計 44㎞/30㎞


それでも、40㎞を超えた。
というか、あとちょっと頑張れば50㎞が見えてきた。

さぁ、どうなる!?
[PR]
by 13staydream | 2010-07-27 00:41 | 戯言

月間30㎞ラン 6

走ったのは一昨日のこと。

走行距離 4㎞

合計 38.5㎞/30㎞


予想以上に順調に走っている気がする。
暑さには参るが……。
[PR]
by 13staydream | 2010-07-24 09:10 | 戯言
少々、肩が痛い。

そして、本格的な夏。暑い。
でも、目標は達成も走った。

本日の走行距離 4㎞


合計 34.5㎞/30㎞


でもって、昨日は中学生の野球少年教室に午前中だけ参加。
ノムさんとキャッチボール、20分くらいか。
それと、内野の守備練習時になんとなくライトにいる。
手にはなぜかキャッチャーミット。

それで、たまに
「お~い、ライト行くぞ~っ!」
ってノックでライトフライが飛んでくる。
私はあわてて、2、3歩前進すると打球はそのまま頭上を超えていく。
何とも野球下手を絵に描いたようなプレーである。

健康的な午前中から午後は家に戻ってシャワーを浴びた後、
ガンガンエアコンの中、昼寝。これが、現実。情けない……


そして、今朝になると肩が痛いわけ……トホホ。
[PR]
by 13staydream | 2010-07-20 22:57 | 戯言

チャーハン

自分を知ることは大切だ。
適材、適所、適量、適当……
勝負を挑まれれば、男ならもちろん受けなくてはいけない。
ただ、相手をみて勝てないとわかれば素直に引き下がることも時には
必要だと思う――。

  *         *


私は銀座にいた。
花の都、大東京の銀座だ。
高級な店ばかりがならぶ銀座だ。

「mm、飯食いに行こうか」
出張に行くと、いつも誘ってくれる上司SYだが、
とにかく食の好みがいまいち合わない。いや、味はよいのだ。
うまい店に連れて行ってくれる。
ただ、問題は――。


場所は中華料理店。
「この店ではチャーハンを頼むんだ」
SYは言う。私はチャーハンは好きなので、
素直に従うことにした。
「それじゃ、チャーハン大盛りで!」
SYはやはり大盛り、ここで私はあわせてはいけない。
すでに何度も痛い目にあわされている。完全に罠だ。

私はすかさず
「じゃぁ、私は普通盛りで」
「普通盛りね」
たどたどしい日本語のおばちゃんが復唱する。
ここで、私にSYが大盛りを無理やり勧めなかったことを
今思えば疑問に思うべきだったのだ――。

そして、チャーハンはやってきた。

More
[PR]
by 13staydream | 2010-07-18 11:15 | 戯言

読書 その11

ここ数カ月、更新しなかったことで
すでに何の本を読んでいたか忘れた。
とりあえず思い出せるもの。


◆沙門空海唐の国にて鬼と宴す(一)~(四)
 夢枕獏 著
 会社の上司に勧められた作品。その人はなぜか空海を異常に尊敬する人。
 純粋な歴史小説ではなく、史実に基づきながらファンタジーというのか、
 とにかく突飛な世界観が描かれている。それはもっともらしく、読んでいて
 引き込まれた。作者の代表作「陰陽師」にも似ているらしい。とても面白かった。

◆ジェネラル・ルージュの伝説
 海堂尊 著
 おなじみの医療小説。「ジェネラル・ルージュの凱旋」の過去にさかのぼる作品。
 おそらくこの作家の作品は今後、読み続けると思う。

◆λ(ラムダ)に歯がない
 森博嗣 著
 これも作品が出れば常に読んでしまう作家。すでにタイトルだけだと内容を
 思い出せない。近頃はシリーズの先を意図しているのか、話が軽くないっている
 気がする…。

◆カクレカラクリ
 森博嗣 著
 シリーズ作品とは異なる。まずまずだったという印象。

◆虐殺器官
 伊藤計劃 著
 伊坂幸太郎が絶賛のコメントが帯にあったので手に取った。文学的要素が強く
 私にはやや読みにくかったが、興味深い作品ではあった。

◆砂漠
 伊坂幸太郎 著
 やはりこの作者の作品は面白い。殺人事件のような強烈なインパクトがなくても
 物語が進む。個性のある登場人物とストーリーが魅力。学生時代の恋や友情が
 心地よく、あのころに戻りたいなぁと思いつつ読んでいたら、最後にガツンと
 学長の言葉が身にしみた。

◆名残り火 てのひらの闇2
 藤原伊織 著
 作者の遺作。もうこの人の作品を読めないと思うとあまりにも残念。やっぱり
 かっこいい物語。ただただハードボイルド。男は常にこんなんでありたいと、
 憧れるような… 近いうちに藤原伊織作品の再読を決意。

◆Story Seller2
 新潮社ストーリーセラー編集部編
 やっぱり伊坂幸太郎がよい。個人的には2より最初のほうがよかった。

◆ジーン・ワルツ
 海堂尊 著
 新たな海堂ワールド。続編が読んでみたい。さらには極北クレイマーという
 作品が文庫になるのが待ち遠しい。今度、映画になるらしい。
 あらためて妊娠とかの世界って私には縁遠いと思いつつ、医療問題っていろいろ
 あるのだなとこの作者には実感させられる。
[PR]
by 13staydream | 2010-07-18 10:48 | 読書