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猫背でもサルはサル。


by 13staydream
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感動巨編 ついに完結


ほぼ1年がかりである。
ようやく読破。


◆徳川家康 〔1〕~〔26〕
 山岡荘八 著

徳川家康を中心に戦国時代の、いろいろな
人物が交錯する物語。
今の時代にも通じる人と人のつながり。
とにかく引き込まれる。


それにしても、長かった……

いつか、もう一度熟読したい。

感動巨編 ついに完結_b0049421_18191265.jpg

# by 13staydream | 2011-08-17 18:21 | 読書
台風が近づいている。
天変地異の前触れか。
休みにしては少し早い時間に目が覚め、
寝室を出て和室に入ると、見たこともない光景に目を疑った。

雨があがっているとはいえ、朝である。
雨戸も閉まっていない窓はそれなりに明るい。

それなりに明るい窓にかかるカーテン。
その下の方にいつもはない黒い影……。
ちょうど手のひらをグーにした程の黒い影……。

突然の大きなクモの巣?
いや、違う……?

恐る恐る近づく。
それは明らかに生命体……。

ネズミ……?
いや、違う……。

これは……、これは……、おそらく……
こんなもの、家の中で意図せず見たことある人はいるのだろうか……。

今は朝である。雨上がりだが、それなりに明るいのだ。
黒い塊はからだを小さく丸めている。
カーテンにしがみつく小さな、小さな手。
その手の下につく何やらたたまれたマントのようなもの……
やはり、こいつはまさしく……

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# by 13staydream | 2011-07-20 10:40 | 戯言

運命の出会い

ようやく復旧したカシマスタジアム。
震災後、初のホームゲーム。
ここまでの沈滞ムードを払しょくするには絶好の機会だった。
ここで勝てれば、一気に上昇気流…

……だったのだが、


鹿島 0-1 甲府

立ち上がりなど悪くはなかったのだが、決め手をかくというか、
全体がいまいちかみ合わないような、そんな感じだ。
結果が出れば、乗れるレベルと信じたいが。

運命の出会い_b0049421_2314041.jpg


それにしても、今回の試合で、私は初めてスタジアムにある
ミュージアムに入った。いつも試合開始ギリギリに行って、試合をみて帰るだけ
だったが、たまには早くから行って、ゆっくりしてみるかと。

なぜそんな気分になったのかは自分でもわからない。
ただ、何か私を引き寄せるものがあったのだと、今になって思う。
(以前にも似たような話をしたような…)

スタジアムに入り、ミュージアム入場券を購入するところで、
「フリークス(鹿島アントラーズの会報誌)」の公開取材を実施する
案内を受け、それを聞くには整理券が必要とのこと。
友人ゴマさんから、登場するのは當間選手との情報を入手し、
「まぁ、せっかくだから聞いてみようか」と。水曜開催で人も少ないし、
後ろの方だったが整理券を手に入れることもできた。

ミュージアムに入って、展示物をみたり映像をみたりしていると
「整理券をお持ちの方は、まもなく始まりますので席についてください」
の案内。じっくり展示をみれずにトークショーはまもなく始まる。

席につくと、一緒にいた相方が「いすが4つある」と気づく。
聞いていたのは當間選手だけ。ただスタッフの話からもう一人は八木選手と
わかった。そして、進行のMCが間もなく登場。

席はもう一つ余っている。

当然ながら、登場する當間選手も八木選手も今日の試合ではベンチに入れていない。
他のベンチ入りしていない選手が来るのかな?

「それでは、選手登場です。當間選手、八木選手どうぞ!」
拍手で2人の選手は迎えられる。
むむ、これはOBとかがくるのかな。それとも、テレビでなじみのアナウンサー?
すでに私の読みがはじまる。

「皆さん、いすが一つ残っているの、お気づきですね。今日は
 ここでもう一人スペシャルMCを紹介します。その辺歩いていたので、
 無理やり連れてきました」
などとうそぶく。いわゆるファンを喜ばせるための常套手段だ。
とはいえ、どんなサプライズな人か。

その人が入場してくると、会場は「ワー」「キャー」そして拍手喝采。
そういう私も「オー」と声をあげていた。

全員が驚いたその人とは

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# by 13staydream | 2011-06-16 23:32 | 鹿島アントラーズ

ある日の夕暮れ

5月の終わりごろ。
家の窓から見える風景。

今年はいつになく田んぼに水がはられるのが遅かった。
やはり震災の影響なのだろう。

それでも、無事田植えは終わったようだ。

ある日の夕暮れ_b0049421_2292912.jpg


元気に育ち、秋の収穫のころには、みんなが笑顔になっていたらいいな。
# by 13staydream | 2011-06-07 22:11 | 戯言

伊達政宗弁当

嘘をつけない人間というのは世の中にはいて、
私のような人間も基本その部類にはいるのだと思う。
ただ、意図せず相手がだまされると、反応に困るのである――。

ところで、空前の寄席ブームが来ている。
年に1度ぐらいは見ていたのだが、
今年に入って、すでに10回近く寄席に行っている気がする。

5月31日。浅草演芸ホール。
はじめて余一会を鑑賞。
寄席は基本的に10日ずつ同じ番組が続くため、
31日がある月は1日だけ余るのだそうだ。
その余った1日はちょっとした特別番組が展開される。

伊達政宗弁当_b0049421_23495392.jpg


その日は普段は寄席には登場しない6代目・三遊亭圓楽さんがトリだったのだ。
都合良く休みだったので、行かないわけにはいかんとバイト時代の
仲間Tを誘う。どうやら無理に休んで、付き合ってくれた。
この男はキン肉マンも詳しいが、なぜか落語にも精通しており、
二人で能書きをはじめる。
「先日見た歌之介さんの爆笑龍馬伝はやっぱり笑えた。
 あのテンポのよさは絶品だったよ」
とか、
「今日の前座さんは何を話すかな。初天神か?
 テンシキか?」
「おい、チンネンってか。ハハ」
など、とにかく私は知ったばかりの落語話で盛り上がる。

夢中で話していたのだろう。開演前、声も出かかったのかもしれない。
突然、前のおじいさんが振り向く。

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# by 13staydream | 2011-06-01 23:57 | 戯言