たまにはオチのない日記。
2009年 09月 10日
9月8日。長渕剛の誕生日の翌日。
私は昼過ぎに、歩いて家を出る。
家の近くのセブンイレブンまで来ると、見慣れたクラウン。
「どこいくんだい?」
私にとっての「西新宿の親父の唄」みたいな、おでん屋の親父。
「これから東京までちょっとね」
「駅に行くのかい?」
「ええ、まずはバス停までね」
「乗せてこうかい?」
「いいですよ」
「すぐそこまでだもん。遠慮することないだろ」
結局、送ってもらうことに。
礼を言って私はクラウンを降りて、バス停に立つ。
バスにゆられて、駅まで着くと、今度は改札口に、おそらく
次の市議を目指す、知り合いを見かける。
そういや、しばらく会っていない。忙しいのかな。
挨拶もそこそこに私は切符を買う。
妙に知り合いに会う日だ。
この街に住んで、もう6年ぐらいたつんだななんてふと思う。
いろいろな人との出会いがあるんだなって。
電車を乗り継ぎ、降りた駅は九段下。
そう、目の前には日本武道館。
人と待ち合わせをし、ほどほどに武道館内に入る。
多くの人にとってあこがれの場所。
でっかい空間を見上げて、小便がしたくなった。
便所に入ろうと並んでいる向かいには、会場入り口に並ぶ人。
たまたまその並ぶ人の方を向いた私の視界にはまた知り合い。
「なんでこんなところにいるんですか?」
「おまえこそ。」
数年前に10年ぶりくらいに再会して、近頃は仕事で少しだけつきあいのある人。
当時は私が高校生で、その人は世界史の先生だった。
「覚えているよ」と向こうは言うけど、担任でもないのに本当に覚えているのだろうか。
それにしても何でこんなところにいるんだ。おっさんは言う。
「いやぁ、知り合いが関係者でいてさ。5列目の席なんだよ」
「まじっすか~」
そんな会話を交わして、すぐに別れる。
それにしても、何千人、へたすりゃ1万人はいるこの会場でこんなふうに人に会う?
しかも、なんだよ。5列目って。
私なんて、席がない。
コンサート会場に入れているのに、席がないのだよ。
入口もみんなと違うし。
コンサート始まる前は朝青龍が現れて、会場を盛り上げていた。
私は腕を高々とあげる朝青龍を見ることろにいてみたり、そうでないところにいたり。
なんだか右往左往している。
ほどほど落ち着いて立っていた2人おいたその横にも、
昔はテレビに出ていた、とある女優さんがいた。
私は一体ここで何をしているのだ?どこにいるんだ。
とはいえ、あの人にも家族があるんだな、などと思った。
あの人にも、嫌なことがあったり、うまくいかないことがあったり、
孤独を感じたり、あるんだなって。みんな結局同じだ。
ちょっとはカッコつけたり、強がってみたり。
それでも、誰かに助けられたくて、誰かが助けてくれて。
偉大なるギタリストとシンガーソングライターに感謝。
私は昼過ぎに、歩いて家を出る。
家の近くのセブンイレブンまで来ると、見慣れたクラウン。
「どこいくんだい?」
私にとっての「西新宿の親父の唄」みたいな、おでん屋の親父。
「これから東京までちょっとね」
「駅に行くのかい?」
「ええ、まずはバス停までね」
「乗せてこうかい?」
「いいですよ」
「すぐそこまでだもん。遠慮することないだろ」
結局、送ってもらうことに。
礼を言って私はクラウンを降りて、バス停に立つ。
バスにゆられて、駅まで着くと、今度は改札口に、おそらく
次の市議を目指す、知り合いを見かける。
そういや、しばらく会っていない。忙しいのかな。
挨拶もそこそこに私は切符を買う。
妙に知り合いに会う日だ。
この街に住んで、もう6年ぐらいたつんだななんてふと思う。
いろいろな人との出会いがあるんだなって。
電車を乗り継ぎ、降りた駅は九段下。
そう、目の前には日本武道館。
人と待ち合わせをし、ほどほどに武道館内に入る。
多くの人にとってあこがれの場所。
でっかい空間を見上げて、小便がしたくなった。
便所に入ろうと並んでいる向かいには、会場入り口に並ぶ人。
たまたまその並ぶ人の方を向いた私の視界にはまた知り合い。
「なんでこんなところにいるんですか?」
「おまえこそ。」
数年前に10年ぶりくらいに再会して、近頃は仕事で少しだけつきあいのある人。
当時は私が高校生で、その人は世界史の先生だった。
「覚えているよ」と向こうは言うけど、担任でもないのに本当に覚えているのだろうか。
それにしても何でこんなところにいるんだ。おっさんは言う。
「いやぁ、知り合いが関係者でいてさ。5列目の席なんだよ」
「まじっすか~」
そんな会話を交わして、すぐに別れる。
それにしても、何千人、へたすりゃ1万人はいるこの会場でこんなふうに人に会う?
しかも、なんだよ。5列目って。
私なんて、席がない。
コンサート会場に入れているのに、席がないのだよ。
入口もみんなと違うし。
コンサート始まる前は朝青龍が現れて、会場を盛り上げていた。
私は腕を高々とあげる朝青龍を見ることろにいてみたり、そうでないところにいたり。
なんだか右往左往している。
ほどほど落ち着いて立っていた2人おいたその横にも、
昔はテレビに出ていた、とある女優さんがいた。
私は一体ここで何をしているのだ?どこにいるんだ。
とはいえ、あの人にも家族があるんだな、などと思った。
あの人にも、嫌なことがあったり、うまくいかないことがあったり、
孤独を感じたり、あるんだなって。みんな結局同じだ。
ちょっとはカッコつけたり、強がってみたり。
それでも、誰かに助けられたくて、誰かが助けてくれて。
偉大なるギタリストとシンガーソングライターに感謝。
by 13staydream
| 2009-09-10 01:26
| 戯言