人は結構気が変わりやすい その2
2010年 08月 14日
私は初めて陸運支局というところに足を運んだ。
帰り際、ふと思い出す。
「そうだ、Apeの廃車手続きをしよう」
すでに、建物を1度出たのだが、再び戻る。
カウンターのおばさんに
「廃車手続きをしたいのですが…」と尋ねる。
「バイクはあちらです」とそっけなく、事務的に右手を差し出す。
私は差されたカウンターにいき、やっぱりおばさんに
「バイクの廃車手続きをお願いしたいのですが…。あ、盗難に
あってナンバーがないのです」
といって、唯一残っていた納税証明書を渡す。
「ええっと、そうするとですね……あっこれ軽二輪ですね。軽二輪は
手続きは市役所になります」
会話はそれで終わり。そっけない。そうなのか。どうして、同じバイクなのに、
知らない私は悪者のような扱いだ。面倒くさかったが、時間もあったし、
ここで行かないと一生行かない気がしたので、そのまま市役所に向かう。
そこの窓口はなんと、それまでのおばさんと異なり、
美人のお姉さんが対応してくれた。心なしか扱いも丁寧だ。
「盗難にあった場合は、警察の届け出があれば無料で受け付けられます。
ただ、ない場合は150円かかってしまいますが、どうしますか?」
ちょっときつそうだけど、心なしかわずかに笑顔にもみえる。
「150円払います」
私は言われるがままである。
さらば、戻ってくることのないApeよ。
そうだ。なぜ私が陸運支局に行ったのか。
それは…
Apeで2度目の盗難にあった瞬間から、
この街では2度とバイクには乗らないと決めたのに。
よい条件でこいつを譲ってくれるという同僚I氏の誘いにあっさり心変わり。
人の心はこうも気が変わりやすいものだろうか。
ひとまずしっかりチェーンロックとカバーをしつつ、盗難を恐れる日々を過ごす。
帰り際、ふと思い出す。
「そうだ、Apeの廃車手続きをしよう」
すでに、建物を1度出たのだが、再び戻る。
カウンターのおばさんに
「廃車手続きをしたいのですが…」と尋ねる。
「バイクはあちらです」とそっけなく、事務的に右手を差し出す。
私は差されたカウンターにいき、やっぱりおばさんに
「バイクの廃車手続きをお願いしたいのですが…。あ、盗難に
あってナンバーがないのです」
といって、唯一残っていた納税証明書を渡す。
「ええっと、そうするとですね……あっこれ軽二輪ですね。軽二輪は
手続きは市役所になります」
会話はそれで終わり。そっけない。そうなのか。どうして、同じバイクなのに、
知らない私は悪者のような扱いだ。面倒くさかったが、時間もあったし、
ここで行かないと一生行かない気がしたので、そのまま市役所に向かう。
そこの窓口はなんと、それまでのおばさんと異なり、
美人のお姉さんが対応してくれた。心なしか扱いも丁寧だ。
「盗難にあった場合は、警察の届け出があれば無料で受け付けられます。
ただ、ない場合は150円かかってしまいますが、どうしますか?」
ちょっときつそうだけど、心なしかわずかに笑顔にもみえる。
「150円払います」
私は言われるがままである。
さらば、戻ってくることのないApeよ。
そうだ。なぜ私が陸運支局に行ったのか。
それは…
Apeで2度目の盗難にあった瞬間から、
この街では2度とバイクには乗らないと決めたのに。
よい条件でこいつを譲ってくれるという同僚I氏の誘いにあっさり心変わり。
人の心はこうも気が変わりやすいものだろうか。
ひとまずしっかりチェーンロックとカバーをしつつ、盗難を恐れる日々を過ごす。
by 13staydream
| 2010-08-14 00:01
| 戯言